検査

食欲の秋。
最近やたらとお腹が空く。
友達から、お腹が出てきたねと言われてるこの頃、食欲は抑えられない。
こうやって太っていくのかな〜と。

最近の動きは、
新作のスツールを大川にある試験場へ持って行った。
強度試験が目的で、座って何キロまで耐えれるの？といったテストをやってもらう。


今回は130kgの圧力。
人が座るのと同じようにするため、お尻の形をした木を置いて、１０秒間を５〜６回くらい。


結果は良好。
130kgは余裕でok。
こうなるとどこまで耐えれるか試したいところだが、他にもテストしたいから断念。

周りではいろんなテストが行われていた。
あんまり見る時間がなかったんだがちょいと笑えたのが、扉の開閉テスト。
ず〜っと機械が開け閉めしてる。
ず〜〜っと。
となりでこれやられてたら、気が散って仕事の邪魔になりそうなテスト。
これが人間のやる仕事やったら、時給いくらやろ？
いくらやったらするやろか？
一日の仕事がこれやったらどんなやろ？と想像。
『俺の手見てん、マメだらけやろ！いつも開け閉めしてるからな〜！』
『この腕の筋肉は開け閉めテストのたまものや！』
『今日は１万回は開け閉めしたな〜！』
『俺の開け閉めのスピードについて来れるか？』
自慢するのが難しいといことは間違いないような。
いや、でも好きならどんな仕事でも自慢できるか。

なんて妄想してみたり。
ま、仕事はなんでも大変だ。

バス停のベンチ

さてさて先日のブログの最後に書いた子供が考えたバス停に置くベンチ、
出来上がったのでちょいと発表。

まず、どんな図面が送られてきたかを伝えたいと思う。

これです。


図面を見てわかるように、簡単そうに見える。
つ〜か、いつも簡単そうに見えるのがクセもの。
技術的にはまったく問題ない。
それよりも、精神的要素が重要。
要は根気。

寸法なんて書いてないので、大体の予測であたります。
すると、とんでもない大きさの丸太が使われることとなる。
直径約６０cm。
はっきりいって、抱えることなんて不可能。

座面をまずくり抜く作業から。
家具屋ではなかなか使わないチェーンソーを使用。


なるべく堅い木は避けようと、クスの木を選んだ。
が、苦戦。
早くも弱音を言い出すしまつ。

最初こんなふうにカットする。


んで、背もたれの部分をくり抜くために縦にもカットを入れる。


すでに握力低下、腕はぷるぷる。

カットできたらグラインダーやら、なんやらこんやら道具つかって座り心地を調整。
１つできたら、運ぶ。
これを３つ。
すげーしんどい。


あとは、絵の部分を作るだけ。
ここは、そんなたいしたことないから写真はなし。

で、完成したのがこれ。


結構そっくりやと思うけど、どうでしょ？
ちなみに、絵も似せて描きました。
決して実力を出し切って描いたものではない。。。

注：右の絵は蝉です。変な見方はしないようにお願いします。

喜んでくれっかな〜小学生。

納品物２１

J様
飾り棚


J様は、元給食を作るお仕事をしていたそうで、
ちょうどこれを配達したのがお昼時。
カレーを御馳走になったのですが、プロ級でした。
んまかったっす。
ありがとうございました。



とうとう家のパソコンが壊れた。
ブログは会社のパソコン（Mac）でいいんやけど、
HPは家のパソコン（Windows）。
MacではHPの更新が出来ないためだ。
つってもHPのトップ画面しか変えてないけど。。。
6月から変えてない。
見た人、さぼってるからではありませんから、あしからず。


いよいよ、木工まつりまで一週間。
準備に追われる今日この頃。
IWAI-KAGUのイベント準備もあるんだが、他にも頼まれごとが。

地元の青年会議所企画（たぶん）、地元の小学生が描いた『バス停のベンチ』の絵を
コンテスト形式で選び、それをリアルに作る。
今回で３回目の依頼。
『面白そうなんで』とやりはじめたんだが。。。けっこう大変。
小学生だからって甘く見てた。
作りが難しいとかじゃなくて、大胆。
絵のまんまってのがクセもの。
直径１mくらいの丸太を座面だけ切り抜いたベンチとか、
地元のシンボル昇開橋をベンチに、とか。
図面（絵）を見せられるたびに『まじっすか？』っとなるけど、
作りだすと面白いから続けてる。
俺の子供の頃にこんな企画があったらとんでもないもの描くやろし、
なにより、それがほんとに作って置いてあったら嬉しすぎる。


で今回のは、また後日。

納品物２０

U様
玄関の建具


ガラスはステンドを使ってます。


中から見た感じ



夜になると、家の中からの明かりでステンドグラスが綺麗。と近所の方が。

今回は、前の玄関を外す作業からだったが、これがけっこう苦戦。
簡単には取れなかったんで、結局壊して外すことに。
グラインダー使って切りまくり。

そういえば、
作業風景またもや写真撮り忘れ。

最近、携帯を某社に変えた。
そこで、デジカメ機能が高い機種の携帯電話にし、写真撮り忘れに歯止めをかける。
かかるやろか？と不安もちらり。

建具の仕事って想像以上に難しい。
でも、良いのができるとうれしいね。

納品物１９

S様
昼寝椅子（サイズ変更バージョン）
背もたれ有り


背もたれ無し


いわい家具で販売しているサイズより若干小さめで、
座高もS様が座って違和感がない高さに変更。
喜んでいただき感謝します。


納品でちょっと恥ずかしかったことが一つ。
数年前にもS様には家具を購入いただいてた。
その当時も配達は俺が行ってたんだが、
S様宅付近で内心（あぁ〜、ここか〜。）って思い出した。
一緒に行ってた親父に、
俺『俺、ここに配達したばい。思い出した、思い出した。』
と言い、トラックを横付け。
で、S様宅の呼び鈴を押した瞬間、親父は隣の家へ入って行った。

おいおい、勝手に人の家入って行くなよ！
なんて、ちょっと腹がたちながら、
インターホンから

女性『はい〜どちら様ですか〜？』

俺『あ、どうも〜いわい家具です〜。』

女性『ん？どちら様？』
と同時に
隣の家から

親父『どうもお待たせしました。』

S様『あ〜どうも〜。いらっしゃ〜い』

と同時に
女性『もしも〜し？』

俺『あっ・・・え〜っと・・・あの〜・・・いわい家具と申しますが〜すいませんっ。』

もう、あたふた。
すいません連呼してたら、
隣から親父が『おぉい、そっちやなかぞ。』なんて笑いながら言いやがる。

もー知っとる！！ちゅうか、俺が間違ったとこ行くの見よったやろがっ！！
と、心が言ってくれた。

先に、ちょっと恥ずかしいことと書いたが、
書きながら思い出すとかなり恥ずかしい。

次回の配達は、必ず確認することを深く誓う。